【高1】ソーシャルデザインキャンプを終えて
高校1年では、5月26日(火)から28日(木)にかけて2泊3日の研修旅行を実施しました。
研修の内容は、湯河原を拠点とし、真鶴・網代・三島の各地に分かれてスタディツアーを行う、というもの。生徒たちは、各地域が抱える課題に実際に触れ、高校生なりの視点から解決策を考える探究型のプログラムに取り組みました。
研修初日は、真鶴の公園でのチームビルディングから始まりました。プロジェクト・アドベンチャーという手法を用いた活動では、身体を動かしながら、仲間との信頼関係や協力の大切さを体感しました。なかには、チームでのワークが思うようにいかず、自身の行動を分析し改善することへの重要さを痛感していたチームも。この活動を通して、各チームは自分たちの強みや課題を把握し、翌日のスタディツアーに向けての土台を築きました。
2日目、生徒たちは以下の5つのテーマに分かれ、それぞれの地域を訪れました。
①真鶴(まちづくり)
官民が連携して住民参加型のまちづくりを推進する真鶴町で、地域に根ざした都市計画を学びます。
②網代(漁業)
伝統的な漁業の文化と現状に触れ、その再興のためにできることを考えます。
③網代(空き家活用)
地域に点在する空き家を新たな資源として活用する方法について、実例をもとにアイデアを探ります。
④三島(農福連携)
農業と福祉を結びつけた地域の取り組みを通じて、誰もが生き生きと働ける社会のあり方を考察します。
⑤三島(観光)
地域資源を活かした観光の工夫や発信の方法を学び、三島の魅力をどのように伝えるかを検討します。
ツアーを終え、夕方からは各チームでワークショップを実施。事前学習と現地での学びを照らし合わせ、地域の「現状」と「理想状態」を整理したうえで、それぞれの課題に対する解決策を練り上げました。ワークショップの時間を終えても、自分たちの提案に粘り強く向き合っているチームも見受けられました。
最終日には、スタディツアーでお世話になった地域の方々を前に、チームごとに解決策を提案するプレゼンテーションを行いました。各テーマから代表チームが1組ずつ選出され、午後には全体発表会を実施。代表チームは全校生徒の前で自分たちが考えたアイデアを発表し、多くの刺激を学年にもたらしました。
この研修旅行を通して、生徒たちは「課題に触れ、自分たちで考え、社会に向けて発信する」という一連のプロセスを体験しました。しかし、学びはここで終わりではありません。
自分の暮らす地域に目を向け、地域の現状と理想状態を考察し、より良い未来のために行動することは、遠い世界の問題を解決することにもつながっています。今回の学びを、自分の足元にある課題へとつなげていってくれることを願っています。
生徒一人ひとりのために準備をして下さったすべての方々、殊に各地域の皆さまには多大なるご助力をいただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
(高1学年担当:安藤 希)




















